佐賀県感染症情報センター

 

腸管出血性大腸菌

     

平成29年第39週(9/25〜10/1)に、佐賀県内で1件19名(O157)の報告がありました。

佐賀県内の発生状況はこちらを御覧ください。

  ※腸管出血性大腸菌感染症の集団発生がありました(平成29年10月1日PRESS RELEASE)

腸管出血性大腸菌注意喚起用パンフレット (簡易版はこちら


腸管出血性大腸菌とは?

大腸菌の仲間です。大腸菌は動物や人の腸内、自然環境中にもひろく存在し、そのほとんどは無害です。
しかし、腸管出血性大腸菌(O157、O111 等)はベロ毒素という強い毒素をだします。
感染したときの症状は様々で、まったく症状がでない場合から、軽度〜重度の下痢や腹痛を発症する場合、進行し出血を伴う腸炎や尿毒症、脳炎などの重篤な合併症を引き起こすこともあります。
特に抵抗力の弱いお年寄りや子供などでは、重症化しやすいので注意が必要です。


どうやって感染するの?

食品に付着した菌が直接口に入り感染します。
国内の事例では、牛肉、いくら、サラダなどの生もの、漬物、井戸水等が原因食材として特定されています。腸管出血性大腸菌(O157、O111 等)は少量の菌(約50個程度)で感染が成立するため、トイレのドアノブ等環境中にいる菌が手を介して口に入り感染することもあります。

予防法は?

○食品の取り扱いに注意しましょう

(1)肉類
・ユッケなど、生の肉を食べることは避けましょう
・肉は必ず冷蔵庫(冷凍庫)で保存しましょう
・焼肉をする時は、生肉を触る箸と、食べる箸は必ず分けて使いましょう
・生肉と同じ皿に野菜を盛り付けないようにしましょう
・生肉を切る時に使った、まな板、包丁は台所用洗剤でよく洗い流し、熱湯を掛けて消毒しましょう
・生肉を取り扱った後は、手を良く洗いましょう    
・お年寄りや子供は抵抗力が弱いので、生肉や生焼けの肉を食べないよう、特に気をつけましょう

(2)野菜類
・野菜は新鮮なものを購入し、冷蔵庫で保管するなど保存に気をつけましょう
・ブロッコリーやカリフラワーなどの形が複雑なものは、熱湯で湯がきましょう
・レタスなどの葉菜類は、はがして一枚ずつ流水で十分に洗いましょうキャベツブロッコリーイラスト
・白菜等の浅漬けは、必ず冷蔵庫で保存し、早めに食べましょう

○下痢症状があるときは注意しましょう

・早めに医療機関を受診しましょう
・トイレの後はよく手を洗いましょう
・お風呂は最後に利用し、浴槽に入らないでシャワーを使いましょう
・下痢便がついた下着等は、熱湯または、次亜塩素酸ナトリウム(ハイター・ブリーチ等) で
 消毒した後、なるべく他の人の洗濯物と分けて洗いましょう
・トイレの後は、十分に手洗いをしましょう。手拭タオルも専用にしましょう

○その他

・動物を触ったらきちんと手を洗いましょう
・ 家庭でのハエ、ゴキブリ等の害虫の駆除を心がけましょう


 腸管出血性大腸菌Q&A

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