型肝炎に注意しましょう


  平成26年第41週(10/6〜10/12)に佐賀県内で1名の報告がありました。

  全国的には平成26年第3週(1/13〜1/19)以降、患者報告数が急増しています。

 A型肝炎は四類感染症に定められており、診断した医師は、直ちに保健福祉事務所に届け出る必要があります。
届出基準・届出様式についてはこちらを御覧下さい。



●平成26年 佐賀県における患者報告状況
  診断週 年齢区分 住所地または所在地 感染原因・
感染経路
 遺伝子型
 1  第5週
(1月27日〜2月2日)
30歳代男性 佐賀中部保健福祉事務所管内 不明 IA-1
 2  第11週
(3月10日〜3月16日)
30歳代男性 佐賀中部保健福祉事務所管内 不明 IA-1
3  第12週
(3月17日〜3月23日)
40歳代女性  佐賀中部保健福祉事務所管内  不明   IA-1 ※
4   第20週
(5月12日〜5月18日)
20歳代女性  佐賀中部保健福祉事務所管内  不明    IA-1
5   第20週
(5月12日〜5月18日)
50歳代男性  伊万里保健福祉事務所管内  不明   IA-1
 6
  第41週
(10月6日〜10月12日)
40歳代男性  唐津保健福祉事務所管内  不明 検査中
                                                 ※  遺伝子型が一部異なりました。

●佐賀県と全国の患者報告数(2004〜2014)
2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010  2011 2012 2013  2014
全国 139 170 320 157 169 115 347 176 157 127 404
佐賀県 2 3 2 3 3 0 6 3 0 0  6
※ 全国は2014年第1週〜第40週、佐賀県は2014年第1週〜第41週までの数を記載。

●全国のA型肝炎の週別報告数(2012年1月2日〜2014年3月13日)  ※国立感染症研究所ホームページより


○肝炎ウイルスとは?

 肝炎ウイルスはA型・B型・C型・D型・E型・G型・TT型が知られています。
特殊な例を除いて問題になるのは、ウイルス汚染された水や食べ物を食することにより感染する(経口感染)A型・E型と、汚染された血液や体液により感染するB型・C型です。

○A型肝炎はどのような症状ですか?
 
典型的には、潜伏期は2〜6週間程度で、発熱・倦怠感に続き、腹痛・黄疸などの症状が現れます。大部分は1〜2ヶ月で回復しますが、まれに劇症化して死亡する場合もあります。
 A型肝炎は、他の急性ウイルス性肝炎と比べて強い肝炎症状を伴いますが、臨床症状や肝障害の改善は早いとされています。

○感染予防の方法等
 A型肝炎ウイルスは十分な加熱(85℃以上、1分以上)で感染力を失います。
 患者等の便からウイルスが排出されますので、トイレやおむつ交換の後、食事や調理の前には、石けんによる手洗いを励行しましょう。
 魚介類などの生ものを調理した調理器具は、煮沸や塩素系漂白剤等で消毒しましょう。なお、塩素系漂白剤の希釈倍率、使用方法等は、実際使用する薬液の説明書を確認して正しく使用しましょう。


参考リンク
A型肝炎とは(国立感染症研究所ホームページ)
IDWR 2014年第7号<注目すべき感染症>2014年のA型肝炎の増加(国立感染症研究所ホームページ)
IDWR 2014年第22号<注目すべき感染症>2014年のA型肝炎の発生動向(国立感染症研究所ホームページ)

 

                                              

 

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