佐賀県感染症情報センター

 

風しんについて


1 風しんとは?

 風しんウイルスに感染してから14〜21日の潜伏期間の後、発熱とともに全身に淡い発疹が出現します。通常3日程度で消失し、麻しん(はしか)のように発疹のあとが長く残ることはありません。基本的には予後良好な病気ですが、 免疫のない女性が妊娠初期に風しんに感染すると、風しんウイルスが胎児に感染して、出生児に先天性風しん症候群(congenital rubella syndrome:CRS )を発生することがあります。

2 先天性風しん症候群(congenital rubella syndrome:CRS)とは?

妊娠中の感染時期により症状が異なりますが、特に妊娠2ヶ月以内の女性が風しんにかかると、出生児は先天性の心臓病、難聴、白内障、網膜症などの2つ以上をもって生まれてくることが多くみられます。
  その他、子宮内での発育が遅い、網膜の病気、緑内障、小頭症、髄膜炎、精神運動発達に遅れがある、肝臓や脾臓が腫れる、血小板減少性紫斑病などの症状が出生児に認められる場合があります。

 風しんの予防接種を受けましょう!

 風しんを予防するには、予防接種が効果的です。注射器イラスト
また、先天性風しん症候群に対する特異的な治療法はないため、
妊婦への感染を抑制することが重要です。

下記に該当される方は予防接種を受けましょう。
(但し、明らかな風しん既往、予防接種歴、抗体価が十分であると確認できた人は
除きます)

@定期予防接種の対象者
A妊婦の夫、子どもその他の同居家族
B10代後半から40代の女性(特に、妊娠希望者又は妊娠する可能性の高い者)
C出産後早期の方

“予防接種をすることで、妊婦さんを風しんから守りましょう”

○ 風しんQ&A 

Q1 どのようにして感染するのですか?

A1 風しんウイルスはせき、くしゃみなどのしぶきを介して感染します。

Q2 患者さんから、感染しやすいのはいつの時期ですか?
A2 発疹がでる前後約1週間です。

Q3 感染の予防は?
A3 予防接種が効果的ですが、人混みの多いところへの外出を避け、外出から帰ったらうがい、
   手洗いを行う等、一般的な感染症予防対策に心がけましょう。

Q4 定期予防接種の対象者を教えてください
A4 生後12〜24ヶ月未満の間と小学校就学前1年間の間の計2回接種となっています。
   また、平成24年度まで、中学1年生及び高校3年生相当で2回接種が済んでいない方も無料接種ができます。

Q5 自分が風しんの予防接種を受けているかどうかは、どうすれば分かりますか?
A5 母子手帳で確認をお願いします。

Q6 接種をしたかどうか分からない人は、再度接種を受けてもいいでしょうか?
A6 特に問題はありません。

Q7 予防接種はどこで受けることが出来ますか?
A7 県内各地の医療機関で受けることができます。詳しくは、かかりつけ医または、各市町予防接 
   種担当窓口、もよりの保健所へお問い合わせ下さい。

Q8 予防接種に関して注意する点はなんでしょうか?
A8 おたふくかぜ、水ぼうそう等に感染している場合、治ってから1ヶ月以上経過してから
   接種してください。
   女性は妊娠していない時期(生理期間中またはその直後がよい)に接種を行い、その後2ヶ月
   は避妊するように注意してください。

Q9 接種料は、いくらぐらいかかりますか?
A9 自由診療となりますので、受診する医療機関へ直接お問い合わせ下さい。

妊婦イラスト

○詳しい情報を知りたいとき

国立感染症研究所 「風疹とは」

国立感染症研究所 「先天性風疹症候群とは」

厚生労働省の「風しんについて」


    

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