伝染性紅斑(リンゴ病)
国立感染症研究所ホームページにリンク
【佐賀県の状況】
 平成27年第52週(12/21〜12/27)の患者報告数は増加(32名→35名)し、定点当たりの患者報告数は1.52(流行発生警報開始基準値:2)となりました。過去5年平均と比較して、報告数の多い状況が続いています。
  

【全国の状況】(IDWR通巻第17巻50号より)
 感染症に基づく全国約3,000ヶ所の小児科定点からの報告によると、平成27年第50週(121/7〜12/13)の患者報告数は2,513名、定点あたりの患者数は0.80となりました。



 伝染性紅斑って

 どんな病気?
小児を中心としてみられる流行性発疹性疾患で、両頬が紅くなることから「リンゴ病」とも呼ばれます。

 
症状は?
両頬に境界鮮明な紅い発疹が現れ、続いて手足にもレース様の発疹が
みられます。
これらの発疹は1週間前後で消失します。
潜伏期は10〜20日、頬に発疹が出現する7〜10日前に、微熱や感冒様
症状などが見られることが多いです。
成人では、関節痛、頭痛を訴え、関節痛で1〜2日歩行困難になることも
あります。
また、妊婦が感染すると胎児の異常(胎児水腫)や流産をおこすおそれが
あります。

 病原体は?
ヒトパルボウイルスB19です。

 どうやって感染するの?
せきやくしゃみなどの飛まつ感染や接触感染です。
また、汚染された血液の輸血によっても感染します。
感染初期の微熱や感冒様症状がみられるときがウイルスの排出量がもっとも多く、
頬に紅い発疹が出現したときは、ウイルスの排出の可能性はほとんどなく、感染力は
ほぼ消失しています。

 流行の時期は?
1月から7月上旬にかけて報告数が増加します。
近年、ほぼ4〜5年毎の周期で流行を繰り返しています。
全国では平成19年に流行があり、佐賀県では、平成16〜17年にかけて流行しています。

 治療方法は?
特異的な治療法はなく、対処療法のみとなります。

 予防法は?
現在のところワクチンはありません。
一般的には
妊婦は流行している施設や、人ごみには行かないようにしましょう、また感冒様
  症状のある人との接触を避けましょう。
日頃から手洗い、うがいを心がけましょう。
○咳が出る場合はマスクを着用し、咳エチケット(PDF 680KB)を守りましょう。
○感冒様症状がある人との濃厚な接触を避け、タオルの共有はやめましょう。
○症状が現れたら、早めに受診しましょう。


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